その他
標準量として成人には1日1,000~1,500mL(1,500~2,250kcal)を経管又は経口投与する。1mL当たり1.5kcalである。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 経管投与では本剤を1時間に50~100mLの速度で持続的又は1日数回に分けて投与する。なお、消化吸収障害がなく経腸栄養剤の投与時間の短縮が望ましい患者には1時間に400mLの速度まで上げることができる。経口投与では1日1回又は数回に分けて投与する。
250ml450円
一般に、手術後患者の栄養保持に用いることができるが、特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難で、単位量当たり高カロリー(1.5kcal/ml)の経腸栄養剤を必要とする下記の患者の経管栄養補給に使用する。 ・水分の摂取制限が必要な患者(心不全や腎不全を合併している患者など) ・安静時エネルギー消費量が亢進している患者(熱傷患者、感染症を合併している患者など) ・経腸栄養剤の投与容量を減らしたい患者(容量依存性の腹部膨満感を訴える患者など) ・経腸栄養剤の投与時間の短縮が望ましい患者(口腔外科や耳鼻科の術後患者など)